一粒万倍 種まき大作戦
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草取り第二弾 レポート02

text&photo by kco_sawada

15日

田んぼにお米のパートナーを!

快晴の朝を迎えた翌日。残るは2段目と3段目の草取りと糠播き。昨日の午後と今朝からの参加者を迎え、人数が増えた棚田メンバー。畦際のクロ塗り部分をよける田んぼへの入り方もすっかり板に付いた面々。あっという間に草取りは終わり、田んぼの畦に大豆をまくことにした。

種まき大作戦と「大豆レボリューション」でおなじみトージバの事務局・神澤さんが持ってきたのは、千葉の在来種「小糸在来」、緑大豆の「秘伝」、山形の赤い大豆「紅大豆」、「黒大豆」の4種類。これを草を刈った畦に区画を分けながら植えていく。
大豆
大豆種まき

ではここで大豆の播き方指南。穴は指の第一関節くらいの深さに開け、大ウを二粒づつ入れて土をかぶせる。次の豆は、足ふたつ分の間隔を開けて播く。せっかく出た芽が雑草と間違えて取らないように、播いた脇に目印の木を立てていく。これには棚田近くの笹薮から笹を調達してつくった棒を利用。 大人も子どもも、やっているうちに表情がどんどんキラキラしたものになっていく。 なんでも手づくりがなんて面倒、なんて思うかもしれないけど、実はとっても楽しいものなのだ。
目印作り
目印

昔、日本の農村では、田んぼの畦に大豆を播いて育て、自家用の味噌や醤油を造っていた。これは日本人の食の基本の米と豆をつくるのに、とっても合理的な方法じゃないだろうか? そんな懐かしくて理にかなった風景が、棚田に現れる日も近い。

お昼を食べて、これから帰るという頃、私たちは昨夜たき火をしたところから王国の棚田を眺めていた。宮下雅之さんがこうつぶやいた。

「この風景、懐かしいって思うようになっていますね。街で生まれ育った僕にとっては、こういう田舎の風景は非日常なんですけど、両親の田舎のおばあちゃんのところに行った時のような気分です。1回目に来たときよりも近くなったというか、帰ってきたと言う気がしますね」

懐かしい。それは思い出と共に湧き出す言葉。胸にしまった引き出しをゆっくり魅きながら、ココロの温度をほのかにあげてくれる言葉。棚田チャレンジを通じて、この鴨川の風景が、ココロがいつでも帰れる場所になっていたとしたら、とても素敵だなあと思う。「きっとそうなるよ」青い空を吹き抜ける初夏の風が、にっこり笑っているようだった。

Let’s go to the rice fields !

私たちの田んぼに出掛けよう。

次回開催は7月12−13日。夏は稲も草も伸び盛り。いよいよ米づくりも正念場に入ります。棚田があなたの笑顔を待っています。

8月は半農半陶芸家の窯元でマイ茶碗づくり。それから、収穫に向けてかかしもつくる予定です! ますます楽しくなっていく棚田チャレンジでは、フードハートスタンプラリーも開催中! たくさん参加して、たくさんお米をもらっちゃいましょう。

途中参加大歓迎! 詳しくは種まき大作戦事務局まで。

種まき大作戦実行委員会

事務局 担当:かんざわ

seed@tanemaki2007.jp

目印
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