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自然酒チャレンジ 草取り第一弾 レポート

5月30日土曜日、千葉県神崎町 寺田本家にて、自然酒チャレンジ 草取り第一弾が行われました。

この日は雨という予報にも関わらず、11名と予想以上の参加者が集まってくれました。

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曇り空の下総神崎駅を出発して田んぼに着くと、一斉にアマガエルがケロケロ。

アマガエルが鳴くのはもうすぐ雨が降るよ、という合図。

その前にさくさくと作業を終わらせてしまうべく、早速みなさん裸足になって田んぼの中へ。

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2週間前に田植えをした田んぼでは、幻の品種「神力」(しんりき)のあかちゃんがすくすくと育っています。一見、草なんて全然生えてないのですが、水の中を覗くと水底で小さな雑草がたくさん芽を出しています。田んぼの草取りは、こういう小さな芽のうちに面倒を見てあげないと、大きく育ってしまってからでは大変になってし まうそうです。

ひとつひとつむしるのではなく、両手で泥をかくように田んぼの底の土をかきまぜながら畝の間をすすんでいきます。そうすると、根から先端までがせいぜい5~6㎝の雑草がわらわらと浮かび上がってきます。

これを集めることなく放置すれば、やがては田んぼの栄養に。

ふと他の田んぼに目をやると、畦の草が茶色く枯れています。除草剤で処理しているそうです。その田んぼの水面には、小さな羽虫が無数に飛び交っています。よく見ると、苗自体にもたくさんの黒い羽虫がたかっています。

こちら側の田んぼには1匹もいない虫でした。

除草剤の影響なのか、肥料の影響なのか、小さな苗のうちからずいぶんと様子が違うものですね。

あまり小さい草だと地味で張り合いがないかも~、なんて思ったのもつかの間、泥をかく手触りがとても気持ちよくて、楽しくて、夢中になっていたらアッという間に作業終了。

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作業が終わったあと、寺田本家の蔵人、クモ博士こと吉井さんが、一本の苗を引き抜いて分株の様子を見せてくれました。

35㎝ほどの葉っぱに対して根っこは25㎝にもなっています。

よく見ると、他の小さな雑草も絡み合うように育っています。

でも、葉っぱも根もまったくサイズが違うので、稲の生育の邪魔をすることなく共に生きていけるということ。

この小さな雑草を好んでやってくる微生物たちがいて、そのおかげで、稲がますます元気になっていく。

稲を作り育てる田んぼ、でもそこは、人間の都合で、稲だけで完結させるべき世界ではないのだなあ、と実感したお話でした。

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大した雨に降られることもなく無事作業終了、寺田本家に戻ってお待ちかねのごはんタイムです。

玄米おにぎりと具沢山のお味噌汁、そして酒粕入りの白和えが、作業から戻ってきた私たちを出迎えてくれました。

それからみなさんの一品持ち寄りおかずがずら~りと並び、それはそれは美味しく楽しい時間を過ごしました。

蔵見学も大盛り上がりで、どのポイントでも話がはずんでしまうので、前回同様、最後までたどり着けないうちに時間切れ。

草取り第2弾にてまたお会いしましょう!

text:大越映子

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