一粒万倍 種まき大作戦
お問い合せホーム

棚田チャレンジ

棚田チャレンジvol.10 雑穀収穫&稲刈り

草鞋を編んで、俵を編んで、案山子づくりに茶碗づくりと、さらに田舎の遊びを満喫した今年の棚田チャレンジ。夏を越えて秋が訪れ、いよいよ収穫の時期がやってきた。

DSC_1955

晴れの収穫の日は、農家にとってはお祭り。
できるだけたくさんの人と収穫の喜びを分かち合いたい。

そんなわけで今回は、東京から天ぷら油で走るバスを準備して、日帰りエコツアーを決行。約40名の都会の若者達が、カーボンニュートラルな移動手段で棚田にやってきた。

しかし、今年の棚チャレがつくってきたのは米だけではない。開墾した畑にまいた雑穀も、色を変え、穂を垂らし、収穫されるのを今か今かと待っている。農作業にはタイミングが大事。特に、一ヶ月に一度の通い農は、タイミングを逃すと、次に来た時には跡形もなくなっている可能性だって充分にある。収穫のチャンスは見逃せない。

72-2169(タカキビ)

そこで、今年たくさん通ってくれたチャレンジャー達を中心に精鋭部隊を結成し、黄金色の棚田に行く前に、雑穀の収穫と前回収穫した餅米の籾すりをすることになったのだ。6人の仲間が前日から鴨川入りして、早朝からの作業に備えていた。宿泊先は、茶碗づくりでお世話になった杉山さんのお宅。気のいい杉山さんと杉山さんの田んぼのトラスト会員さんと一緒に、手づくりのいろりを囲んでの宴会。朝早いと言いつつも、楽しいことはやっぱりやめられない。

寝不足の翌朝、最初に向かったのは、開墾畑の近くの井上さんのお宅。井上さんは昨年鴨川に引っ越したばかりなのだが、米、麦、野菜と、何でもつくってしまう自給率の高いご夫婦。なんと、家も「棚田倶楽部」の家づくり塾で、大工さんと仲間の力を借りながら、セルフビルドで建ててしまったというものづくりの人。東京で公務員をしていた井上さんは、早期退職をして、鴨川へ移ってきたのだそう。鴨川には、20代の若者から定年を迎えた団塊の世代まで、いろんな人々が移住してきていて、農的暮らしを楽しむ新しいコミュニティが生まれてきていた。

72-2152

72-2160

井上さんのお宅で機械をお借りして、籾すりを開始したチャレンジャー達。実は労働交換で、田んぼの作業を手伝うことになっていた。その作業というのは、稲藁を束ねること。脱穀の終わった藁の束を集めて大きめの束をつくり、穂先を縛って、根元を縛っていた縄を切る。こうすることで、収穫時から縛っていて、水分を含んでしまった根元近くを乾燥させるのだ。1時間もすると、田んぼには藁束がたくさん広がっていた。

そしていよいよ、畑へ!

72-2165

8ヶ月前は2メートルの薮だった畑。そこには今、念願の雑穀がしっかりと実を付けている。最初の頃は発芽率が悪く、本当に実るのかな? と心配していた雑穀達。タカキビ、モチキビ、アワ、ヒエは、それぞれがしっかりと実りを迎え、熟し切っていた。タカキビとヒエはけっこう実りがよかったものの、 モチキビは株の数も少なく、収量も寂しい。しかし、 初めてにしては上々だろう。

72-2178(アワ)

72-2170(ヒエ)

72-2175(モチキビ)

72-2208(ショウガ)

そして雑穀に続いて生姜の収穫も終わった頃、バスが鴨川に到着し、バスの参加者達が畑にやってきた。
収穫した雑穀を見て、歓声が上がる。そこには、一緒に開墾をした人、種を撒いた人達の顔が。みんな感慨深そう、そして嬉しそうだった。一年足らずでこんなに変わっていくなんて。自然の恵みの大きさを感じずにはいられない。

里山では、自然と一緒に生きることでさまざまな恵みを頂いてきたのだということを、あらためて実感させられる。自然も人も、お金もテクノロジーも、すべてが必要なもの。大切なのはそのバランスだ。取りすぎず、つくり過ぎず、良い加減を見極めること。そんな「足るを知る」暮らしの知恵が、今再び必要となってきている。

72-2257

そしていよいよ棚田へ。お昼ご飯を食べた後の稲刈りレクチャーの講師は、藤本ミツヲさん。自然王国代表理事だった石田三示さんが国会議員となり、スタッフの宮田さんが秘書となって東京へ行った今、王国は大きな変換点を迎えていた。藤本家の跡取りになったミツヲさんは、石田さんから代表理事を引き継ぎ、新生・鴨川自然王国の舵取りを始めることになったのだ。政権交代で起こった王国の世代交代。ここにも、新しい風が吹き始めていた。

72-2373

レクチャーを受けた参加者達、手には鎌、腰には藁を携えて、いよいよ黄金色の田んぼの中へ。時折嬉しそうな歓声を上げながら、稲刈りはサクサクと進んでいった。乾いた稲のにおい、ザクザク切れる鎌の感触。トンボが飛び始めた棚田で刈り取った稲を束ねていると、言いようもない喜びがわき起こってくる。田植えから半年間の苦労が全部吹っ飛んでしまう。もっとも、遊びに来ている私たちは何をしても楽しいだけで、苦労なんて全く感じていないのだけど。

72-2388

72-2391

72-2403

72-2492

「去年は稲刈りって重労働だと思ったけど、なんか今年は疲れてないな」
昨年に続いて2度目の参加になる人達からは、そんな声が聞こえていた。こうして少しずつ、私たちは土に近づいていくのだろう。少しずつ、心の中に平和な時を増やしながら。

72-2554

こうして今年も稲刈りは無事に終わり、宴の時間がやってきた。
オーガニックビールで乾杯した後、はらぺこのチャレンジャー達はおいしい料理へと一目散。王国カフェのフミエさんによる新鮮野菜の料理に加え、港で仕入れてきたカワハギの刺身、あら汁、そして、定番となった菜の花豆腐。鴨川のおいしいものが処狭しと並んだテーブルに、地元の方にお願いしてつくってもらった料理がひとつ加わっていた。

72-2577

72-2573

千葉県の郷土料理のひとつ「祭り寿司」は、巻き寿司の中に具材や色を付けたご飯で絵を描く華やかなお祭り料理で、棚田倶楽部では地元のおばちゃん達によるワークショップも開かれている。棚チャレの収穫を祝うこの席にはもってこいのめでたいメニュー。「すごーい! きれーい!」と、食べる前に歓声が上がっていた。こうやって地元の文化に触れていくことで、私たちにとって鴨川がまた少し近くなる。それが嬉しくもあり、いつの間にか通い続けてしまうのだ。そうして私たちは2度目の収穫を迎え、いつのまにか「来年は……」なんて言葉を口にしている。土地に馴染むというのはこういうことを言うのだろう。年間を通じて米づくりをした後には、帰ってくる場所がひとつ 増えていた。そして、秋の空に夕暮れが近づく頃、バスは棚田を離れ、東京へと向かった。

その後、収穫した米の脱穀を終えたミツヲさんから届いたメールによると、うるち米の収量は3俵、約180キロくらいになったそうだ。餅米が半俵、約30キロ穫れたので、去年とほぼ同じ。収穫量が減ったと言われている今年にしては、よくできた方ではないだろうか? きっと、みんなの思いが通じたのだろう。来年のアースデイでは、何を食べてもらおうか? 私の頭には そんなことがよぎり始め、また新しいワクワクが広がり始めていた。

でも今年はこれだけでは終わらない。11月には畑で撮れる里芋で芋煮会、畦大豆の収穫、1月には餅米で餅つきもできる。去年よりもさらに遊び力アップで、農閑期を楽しむ企画が目白押しだ。

その第一弾が、10月18日の「土と平和の祭典」。東京のど真ん中、日比谷公園で開催される種まき大作戦の収穫祭で、今年の活動を報告することになっている。草鞋と俵を教えてくれた、釜沼の長老達もやってくる。さてさて、なにが起こるだろう? 今から楽しみで仕方がない。 

                                 text&photo by kco_sawada

大地に感謝する収穫祭「土と平和の祭典2009」
10月18日(日) 日比谷公園で開催! 昨年よりもパワーアップした充実のステージ&農家市場。朝から一日遊べます。友達と、家族とゆっくり遊びに来てください。
詳細はこちら

棚田チャレンジvol.8 餅米稲刈り&俵づくり 090905−06 

あっという間に8月が過ぎ、いつの間にかもう9月。
いよいよ収穫の季節がやってきた。大山千枚田の稲刈りも、大勢の人で賑わっている。
DSC_1744

餅つきして遊びたい! 
そんな欲望から、今年の棚チャレは餅米にもチャレンジ。3枚の棚田の一番上の半分に、餅米を植えていたのだった。餅米はうるちよりも早く収穫できるので、他の二枚に2週間程先行して、収穫することになった。

この日は、見渡す限りの快晴で、文句なしの稲刈り日和。鴨川自然王国の会員さん達も来て稲刈りをするとのこと。そこで棚チャレと合同の稲刈りレクチャーを開催。講師は、自然王国代表理事の石田三示さん。

DSC_1770

DSC_1794

実は石田さん、先日の総選挙で民主党から声がかかり、投票2週間前に比例区から出馬することになり、見事当選。16日から国会議員として国政に当たることになった。おめでとう!の祝福の声に少し照れくさそうにしながら、王国理事として最後の稲刈りレクチャー。藤本さんとの出会いから、地元の活性化や都市農村交流、農的暮らしの情報発信など、鴨川をよくしたいという思いで活動を続けてきた石田さん。国会でも、農村の現状を伝える活動を展開してくれることだろう。

そして、彼と一緒にいなくなる人がもう一人。王国スタッフ・我らが宮田さんが、秘書として東京に行くことになったのだ。地殻変動がやってきた自然王国。しかし、これはきっとよい変化が生まれるに違いない。

DSC_1764

ではここで、稲刈りの手順を。

1) まず、縄ない。藁の先端、30センチ程を、ゆるく編んでいく。これは稲束を縛りやすくするため。できた縄は腰につけておくと便利。

DSC_1815

DSC_1831

2) 鎌を持つ手には軍手をはめない。軍手をはめていると鎌がすべって飛んでいってしまうので要注意。

3) 鎌の先でイネをまとめ、反対の手で掴む。こうすると、蛇やマムシの旧攻撃を避けることができる。

4) 稲を鎌で刈る。この時、鎌を斜めに引き上げるようにして刈るとスムーズ。

DSC_1834

5) 縄をおいた上に、稲束を重ねていく。根元から15センチくらいのところを縛るので、そのあたりが縄の上で交差するように重ねていく。3掴みくらいを一束にし、次に90度に交わるように次の束を重ねていく。これを2回繰り返す。

6) 縄の端をあわせて縛り上げる。最後にぐっと紐がまわるくらいに木つく縛り上げ、縛り目の下に指を入れ、短い方(穂先ではなく株の下の方)からよじった稲紐を押し込む。はざ掛けした時に上になる方から押し込むことで、束がほどけにくくなる。

DSC_1840

7) 田んぼに立てたはざにかけて天日干し。約2週間程で乾燥する。

さて、準備も終わり、いよいよ棚田へ移動して、本番開始。

DSC_1868
DSC_1886
DSC_1885
DSC_1891
DSC_1894
DSC_1933

昨年につづいて2度目になる人達は慣れた手つきでサクサク。初めての人達も、快調なリズムで作業を進めていく。この日は、『chou chou』という雑誌の取材もあり。編集部の人達も一緒に稲刈り。作業は順調に進み、予定通りの4時に棚田を後にした。

DSC_1947

今回は王国が一杯で泊まれないため、鴨川在住の「種まき大作戦」世話人、田中正治さんのお宅に宿泊。田中さんはパートナーの阿部さんと一緒に、新潟県で「さわのはな」をつくる農家を応援する「新庄水田トラスト」の事務局をやっている。おいしいさわのはなを頂きながら、話題は農業から、政治、経済、環境と、あらゆる分野に展開していった。

DSC_1966

そんな中、私と主催者ハッタさんの間で、新しい構想が生まれていた。

「来年は村チャレをやろう!」

わたしにはひとつの大きな夢があった。
それは、エコヴィレッジをつくること。
里山の恵みを活かした持続可能な暮らしと村をつくりたい。
その夢を実現に向ける、変換が生まれ始めていた。
そこに、棚田チャレンジも加わって、一緒にやってみない? 開墾して、田んぼつくって畑つくって、家も建てちゃえ。
そんな突拍子もない突然の誘いに、チャレンジャー達の反応は、

「いいねえ。やりたい!」

と大はしゃぎ。これがまた、棚チャレっぽくて笑ってしまう。

本当に不思議なのだけど、棚チャレの中で生まれる提案に、参加者の彼らはほとんど反対したことがない。それどころか、大賛成。今すぐやろう! というように勢いづくことしばしば。仕事は普通のOLだったり、会社や施設で働いている人達なのに、こちらの、時にはぶっ飛んだ発想にも軽く乗ってくる頭の柔らかさには、いつも楽しませられている。

こうしてまた、新しい企画が生まれたのだった。

俵編みにチャレンジ!

そして翌日、その村チャレの舞台になる予定の、釜沼集落で、再び長老とわらアートに挑むチャレンジャー達。

俵編みの手順は

1)藁に水をかけてたたたき、柔らかくしておく(今回は木槌で打つ。全回のように機械を使ってもよい)。
DSC_2006

2)藁を2本ずつ2組取り、途中で藁を継ぎ足しながら3メートルくらいの長い稲縄を編4本編んでいく。端をつつろ(15センチくらいの木製の円柱)に巻き付け、俵を編む台にかける。
DSC_2026

3)穂先と根元を交互にして両端の太さを合わせて稲藁をとり、4本の縄で編み上げていく。この時、表にきている面がきれいに仕上がるように、整えながら編んでいく。縄がなくなるまで編んだら、端を留める。
DSC_2019

4)サンダワラと呼ばれる、俵の蓋の部分をつくる。真ん中を縛った藁の束を半分ずつ開き、円形に整えたら、円周を編み込んでいく。
DSC_1972
DSC_1981

5)俵本体の両端をあわせて筒状にし、縄でざっくりと全体を編む。
DSC_2051

筒の片方にサンダワラを取り付けて蓋をする。中に米を入れ(今回は新米が間に合わず籾殻。米の場合は、本体を二重にする)、反対側にもサンダワラをつけ蓋をする。
DSC_2063

6)さらに、稲縄で上から縛る。これで強度が強くなると同時に、中身がこぼれにくくなる。
DSC_2082

こうして書いてしまうと、簡単そうなのだが、これが結構根気がいる。
俵は5時間程かけて二つが完成! やったー、と歓声が上がる頃には、既に周囲は夕方の日差しに変わっていた。
DSC_2091

次回はいよいよ、うるち米の稲刈り! 今年のできはどうだろう? 気になる人は是非棚田へ!

                         text & photo by kco_sawada

草鞋・案山子・茶碗づくり 090822,23

 盛夏を過ぎ、イネは花から実へと姿を変えた。
緑のサヤが黄金色に輝き始めるこの時期は、田んぼには入らない方いい。根を踏んで痛めてしまうと、収量が落ちるから。梅雨明け後に草をとり終わったら、後はじっと、天からの恵みを待つのみ。米も大豆も順調に育っている様子。

72-0983

72-0984

すると、この人の季節がやってくる。
そう、田んぼの番人、かかし君。

棚田チャレンジでは昨年に続き、かかしづくりと茶碗づくりを開催。かかしで豊作を祈願し、「 my茶碗」で 自分でつくったお米を食べるという、農作業ナシのおいしい企画なのである。

さらに、今年新しく加わったのが、草鞋づくり。チャレンジャー達の熱烈ラブコールで、鴨川の藁細工名人、きんざさんを始めとする釜沼集落の長老達に学ぶ草鞋づくりワークショップが実現した。 

秋の収穫を前にしたアートな棚チャレイベント。
まずは草履づくりからスタート!

参加していないみなさんのために、作り方をダイジェストで紹介しておこう。

 草鞋の編み方

1)まずは、藁の準備から。藁を機械に通して柔らかくし、よりやすくしておく。この時、根元と穂先をそろえておく。

DSC_0429

2)草履のベースをつくる縄を編む。藁を3本ずつ取り、そのうちの一本ずつを、10センチ程長くしておく。

DSC_0458

長くした藁がもう一方の束と合うようにして、根元をあわせてより合わせていく。この時、手のひらをすりあわせて、一本ずつによりをかけ、それらをしっかりと引っ張りながら、固く編みあわせていく。 穂先を10センチほどはそのままにしておく。

DSC_0514

DSC_0473

3)同じものをもうひとつつくり、互いのより目にあわせるようにして、2本をつなぐ。

DSC_0471

4)3)を藁でしごき、表面を滑らかにしておく。こうすることで滑りがよくなり、最後の行程がスムーズになる。
DSC_0507

5)足の親指に4)をかけて輪を作り、端が真ん中にくるようにセットする。

6)先端の部分を取り付け、編み込みを始める。最初は中の2本を1組として編み、2〜3回程編んで、先端の形が整ったら、4本を縦軸にして藁を編み込んでいく。この時、縦軸の間に指を入れて藁をぎゅっと詰めていくと、きれいに仕上がる。藁は順次継ぎ足しながら編み上げていく。

7)手の親指と人差し指くらいの長さまで編んだら、鼻緒を取り付ける。

8) 好みの大きさよりも 少し大きめになるように編みあげる。 例えば足と同じくらいに仕上げたい場合は、足よりも一回りくらい大きめになるまで編んでおこう。

9)縦軸の藁紐をぎゅっと絞り、形を整える。

10)鼻緒の中央を本体に取り付け、出来上がり!

長老達が子どもの頃は、自分で草鞋を編んで学校に一定たそうだ。昔、このあたりでは草鞋が当たり前。裸足の人も珍しくなかったのだとか。長老達は草鞋のことを「あしなか」と呼ぶ。それは、主に農作業用に使うものは、足の中程までの大きさだったから。きっと、足をべったり付いている暇などなかったのだろう。想像するだけでパワフル。きっといまなんかよりもずっと健康だっただろう。

初挑戦のチャレンジャー達は、藁をよりあわせるのも一苦労。最初は長老達に、

「縄をなうだけで一日終わるぞ」

といわれる状態。しかし、やるうちにどんどんハマり始め、作業に熱中し続けた。参加者の中には、フランス人のトスタンさんと、その会社のインターン、マリーさんもの姿も。お茶あるよ、という声にも見向きもせず、黙々と作業を続けること3時間。個性豊かな草履が完成した。

そしてこの夜は、スペシャルメニューの鯛寿司や、王国の穫れたて夏野菜を使った料理に舌鼓。翌日のアートワークに備えた。
DSC_0417

翌日の茶碗づくりは、鴨川で窯を開いている杉山さんの笹谷窯が会場。
こちらで茶碗づくりに精を出している間に、自然王国では、かかしづくりが進行していた。

こちらは、材料の収集からスタート。里山で集めてきた天然素材に、各自が持ち寄った衣類などを活用。針金や釘は使わず、麻紐で縛って留め、藁でボリュームを出した「 循環かかし」なのである。
今年の田んぼもにぎやかになった。

帰りに畑に草取りに行ってみると、雑穀がすっかり大きくなっていた。
さらに奥に行ってみると、里芋も小豆も、しっかりと成長している。
これは収穫が期待できそう。

雑穀の脱穀の難しさなどすっかり吹っ飛び、どうやっておいしく食べるかばかりを考えてしまう。さてさて、来年のアースデイのお弁当は……? メニューを考えるのが今から楽しみだ。

そして次回は、餅米の収穫と念願の俵編みにチャレンジ。果たして俵は完成するのか? 乞うご期待!

text&photo by kco_sawada

このページの一番上へ