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放射線に対する取り組み



食品(農産物、食材、加工品)についての見解


3.11東北大震災による福島第一原発事故災害をうけて、放射能被害が広範囲に広がっています。この責任は原子力の平和利用の名の下にゲンパツを推進してきた経済システム、そのシステムに深く関与し、既得権益を受けてきた国々、国家、地域行政、電力会社、関連企業、大学機関の人間個人そのものにあり、ゲンパツ推進とは関係なく(または反対してきた)農業を営んできた東北、関東の生産者および一般の消費者、子供にとっては迷惑そのものであり、これは単なる被害者というだけでなく、いま現在も被害を被り続けている犠牲者と考えております。

この状況下において非常に残念なことに、この祭典に出店される生産者の方ご自身が「その影響はない」と自己判断し、放射線検査を行わないで流通する食品について「安全である」「安全でない」と明言することが、残念ながら今の私たち主催者にはできません。

また検査を行い、国の暫定基準値以下であっても、これまでよりも放射線がでれば、同じように「絶対に安全である」とは私たちは言い切れません。特に子供、胎児への影響について考えれば、なおのこと心配になります。

一方、生産者の側に立つと、放射能被害(風評被害も含む)を一方的に被っている状況の中で懸命に育てた農作物(基準値以下、検出されない食品)の販売について主催者としては支援していきたい。
さらに土と平和の祭典では共催団体であるNPO全国有機農業推進協議会の見解を踏まえつつ、特に3.11以降大きな打撃を受けた福島、北関東の農家が農業を続けられるように応援していきたいと思っています。

そのために、まずは出店者(生産者)自身が、提供される食材の安全について、社会から突きつけられる条件をクリアすることはもちろん、独自の客観的データあるいは主体的な判断からその食品を「売る・売らない」の決めてもらうことが必要です。
「計測した結果、基準値以下(国の暫定基準以下、または独自のより厳しい基準以下)なので問題ない!」とするのか?「計測していないけれど、その土地では放射能汚染が確認されていないので」という理由で販売するか?その上でさらに「売れるのか?売れ残ったら?試してみよう、やっぱり止そう」など各出店者(生産者)が逡巡の末、判断・決断があって、最終的に出品され販売されます。(このことは何もこの『祭典』に限ったことではないですが...)

主催者としてはこのような各出店者(生産者)に対して「販売できる(すなわち安全である)と判断した根拠を購入希望者に示して下さい」とお願いしています。そういったお願いを事前にし、当日会場でそれに応えてくれる出店者(生産者)の態度を信じて、さらにはこの見解をホームページなどで事前に来場者にご理解いただくことを通じて、私たち主催者は不確かな安全基準を独自で設けることなく、はじめて「買って食べて応援しよう!」とメッセージを打つことができると考えています

れが主催者と出店者(生産者)との信頼関係であり、農家の側に立った私たちの立場です。

その上でさらに消費者である当日の来場者の方々は「買わない」という選択肢もあるはずです。それは強者の強みです。その強者である親に守られなければ、弱者である子供たちは守れません。子供が守ることは何よりも最優先させるべきことです。(このこともこの『祭典』に限ったことではないですが...)
よってこのイベント会場では、消費者であるひとりひとりの来場者も逡巡の末、判断・決断があって、最終的に「自分や家族、子供にとって安全でないと思うものは買わない」という態度が大事です。私たち主催者が、こういう消費者の「買わない」という行動も同時に応援していくことで、この祭典をきっかけに親の自立(食品汚染に対する関心を高めること)を促し、結果的に私たち主催者が一番に願う「子供を守ること」につながると考えています。
※もちろん自分や家族、子供にとって安心・安全と思うものは、ぜひ積極的に買ってくださいね。(但し、
子供を本当に守るのはくどいようですが基本は親です。小さなお子さんをお持ちの親はご自分の責任で「買う、買わない」を決めてください)

主催者としては『土と平和の祭典』開催にあたって事前に、こうした出店者(生産者)と来場者(消費者)のそれぞれの態度を示し、お互いの立場を理解いただくことを望んでいます。この事前理解があって、当日の会場で生まれる出店者(生産者)と来場者(消費者)との直接の対話を通じて、それぞれが考える『安心・安全』に新たな知見が加わり、それがお互い共有され、「顔の見える信頼関係」に発展していくことを期待しています。
『土と平和の祭典』はまさにそういった場であると考えています。


今年の土と平和の祭典の中で取り扱う
食品(農産物、食材、加工品)について

もちろん生産物、食材は全て政府の暫定基準値 (野菜類、穀類、肉・卵・魚)500 Bq/kg,飲料水、牛乳・乳製品など200 Bq/kg)を下回っていると「わかる」ものであることはもちろんですが、さらにより厳しい基準値以下のもの、また検出されない食品です。(国の暫定基準値は高すぎ、安全性、経済的観点(誰も買わない)から問題があると考え、各団体がより厳しい独自基準を定めたり、または国際的な基準に倣う値を設定するために動いています)

【参考】厚生労働省 報道発表資料(平成23年3月17日)
放射能汚染された食品の取り扱いについて(福島原子力発電所事故関連)

... 平成23年3月11日に発生した東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により、周辺環境から放射能が検出されています。このため、飲食に起因する衛生上の危害の発生を防止し、もって国民の健康の保護を図ることを目的とする食品衛生法の観点から、当分の間、原子力安全委員会により示された「飲食物摂取制限に関する指標」を暫定規制値とし、これを上回る食品については食品衛生法第6条第2号に当たるものとして食用に供されることないよう対応することとし、別紙のとおり各自治体に通知しました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558e-img/2r9852000001559v.pdf>

放射線についての基準値
生産物、食材は全て政府の暫定基準値 (野菜類、穀類、肉・卵・魚)500 Bq/kg,飲料水、牛乳・乳製品など200 Bq/kg)を下回っていると「わかる」もの。さらに低い独自基準を低いを設定し、その基準値以下のもの。または検出されないもの。測定していない者であれば、状況的に放射能汚染されていないと説明できるもの(輸入品など)
放射線検査を行っていない食品の場合
販売者が、来場者(購入希望者)から聞かれたら「検査を行っていない」旨と、「食材の生産地(暫定基準値以下の地域・土地であること)」を回答いたします。購入する場合の判断にしてください。
放射線検査済みの食品の場合
販売者がその旨を店頭に明記するか、明記していない場合は来場者(購入希望者)から聞かれたら「国の暫定基準値以下(またはより厳しい独自基準以内)であること」「食材の生産地」をご回答いたします。購入する場合の判断にしてください。
※以下にご注意下さい。
※来場者(購入希望者)の皆さまヘ ... 生産者・販売者の安全基準に対する見解について必要以上に一方的に問い詰めないでください。また感情的にならないでください。(生産者・販売者もこの問題に関して被害者であり、放射能に対する必要以上の費用、気遣い、さらには風評への対策などをかけています。なにとぞご理解ください。)
※出店者の皆さまヘ ... 来場者(購入希望者)からの安全基準に対する見解などについて求められた場合、回答できない内容であれば、無理に不確実に回答しないでください。また問い詰められる場合があっても、冷静にご対応ください。
つくる側も食べる側も『放射能による食の安全基準』を真ん中に対立するのでなく、『これからの食の安全のあり方』について対話を積極的に楽しんで下さい。



会場となる日比谷公園の放射線量に関しての対応

2011.9.20
9月15日(木)『はじめる計測!気になる放射線量を測ってみよう!ワークショップ』を開催し、会場となる日比谷公園の放射線測定を行いました。(詳しくはコチラ)

事前の説明 測定器・記録用紙 測定および記録の様子 測定数値
事前の説明 測定器・記録用紙 測定および記録の様子 測定数値


2011.9.12
はじめる計測!放射線量測定ワークショップ

休日も平日も子供からお年寄りまで市民の憩いの場として集う都立公園。
その放射線量が気になって、東京都にも確認しましたが、都立公園についてはほとんど測定されていないのが現状です。さらに計測予定もないというが実情です。(都民として都に要望することも大事ですが...)
であれば、先に私たち自身が測定しよう!ということで10月16日(日)に開催を控えた『土と平和の祭典』の会場となる日比谷公園にて放射線量を事前に測定いたします。 また、放射線量測定に関して単に計測するだけでなく、皆さんとワークショップ形式で開催し放射線量測定方法の情報共有をはかるとともに、今後の屋外イベントの会場となる公園などの放射線量の安全基準についてのひな形をつくりたいと思います。
ぜひ、3.11以降、逃れることができない不安なこの状況を逆手にとって、自ら市民が安心安全な暮らしを手に入れるための積極的な新しいチャンスとして皆さんといっしょに、放射線測定をはじめたいと思います。

【場所】:日比谷公園噴水前広場集合
【日時】:2011年9月15日(木)16:00-18:00
【内容】:
放射線に関する資料と測定マニュアルについて説明した後、チーム別れて、ガイガーカウンターで日比谷公園内の30カ所を測定します。
※測定した情報は、『5cm50cm計測net』『土と平和の祭典』のWEBサイトなどに公開します。
【計測指導者】:松尾ヨシアキさん(5cm50cm計測net 代表)
【参加費】:1000円
(資料代など ※余剰金は放射線測定に関する活動資金にさせていただきます)
【定員】:30名
【お問い合わせ・お申し込み】:
アースデイ東京タワー・ボランティアセンター 
ハッタケンタロー(←クリックしてください) 
以下を明記の上、メールにてお申し込みください。
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□件名:測ってみよう!参加希望
□氏名:
□連絡先(携帯でも可):
□メールアドレス:
□メッセージ(あれば):
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【主催】
◎アースデイ東京タワー・ボランティアセンター
5cm50cm計測net
種まき大作戦実行委員会『土と平和の祭典』

【協力】
子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク
子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
自然育児友の会

【連携】
アースデイ東京実行委員会

【参考】※非常に参考になります!

ひたち海浜公園における音楽フェス開催にあたっての放射線量計測結果報告
(計測者 放射性物質低減友の会 助川貞義さん)
http://onsen69.blog.fc2.com/blog-entry-1.html


◎概略
かいひん公園では、毎年8月初旬に、3日間で15万人が集う、日本最大の音楽フェスが開催されます...フェス開催前に出来る対応策を提案できるのではないかと考え、現状把握の為、公園各所の放射線量計測を行いました。


◎ひたち海浜公園 放射線量計測結果報告
http://overheads.web.fc2.com/houkokusyo.pdf


◎対応策
<対策>
計測の結果報告書を、公園に提出しました。対策として公園は、松林内の清掃、再度の草刈をするということになりました。
(清掃作業の結果、放射線量は、半減されると思います。)
<来場者への呼びかけ>
内部被曝の危険性については放射性物質を取り込まないに越したことはなく、フェスに参加される若い方、特に妊婦やお子さんは、今年は、マスクの着用、食事前の手洗い等、注意が必要だと思います。





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