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放射線に対する取り組み


日比谷公園の放射線測定結果について

9月15日(木)『はじめる計測!気になる放射線量を測ってみよう!ワークショップ』を開催し、会場となる日比谷公園の放射線測定を行いました。

事前の説明 測定器・記録用紙 測定および記録の様子 測定数値

【測定日時・天候】: 2011年9月15日(木)16:00-19:00・快晴

【測定場所】:東京都立日比谷公園 芝生広場(第2花壇)内

【測定指導者】:松尾ヨシアキ(地上5cm50cm放射線計測ネット代表)

【測定者】:
以下の団体の呼びかけに応じた出店およびボランティアッスタッフ 計6名で測定
呼びかけ団体:
種まき大作戦実行委員会、アースデイ東京タワー・ボランティアセンター、 地上5cm50cm放射線計測ネット 


【測定方法】:
任意に選んだ測定場所1箇所に対し、地上より5cmおよび50cmを各1回(起動から30〜160秒の平均測定値)を測定。

【測定器(メーカ・型式・呼称および測定箇所】:
以下の測定機種計2台で、任意に選んだ計15箇所を測定。
◎ RADEX RD1503-DOS EDTT-3号機
No.30、31、32、33、34、35、36ついては地上50cmのみ
◎ RADEX RD1503-DOS EDTT- 11号機
No.22、23、24、25、26、27、28、29 、36ついては地上5cmのみ

※ RADEX RD1503-DOSの特徴(製品ホームページより):
◎ガイガーミューラ計数管を使用
◎ベーターとガンマ線の表面汚染の検出可能
◎同じ測定器でも、一旦放射線を計測した場合、いろいろな要素により測定値が異なる場合がある。


【測定結果】:以下の通り
測定ポイント 地上50cmの芝生の放射線量
(近くの側溝の放射線量)
地上5cmの芝生の放射線量
(近くの側溝の放射線量)
[ 単位 ]:μSv/h(マイクロシーベルト/時間) ※1マイクロ・シーベルト=0.001ミリシーベルト

『土と平和の祭典』会場全体図

芝生広場での測定結果



会場における放射線への対応策(来場される皆さんへのお願い)


法律で定められた一般公衆が1年間に放射線を受けても良い限界値は、1ミリ・シーベルト/年間です。よって法律の基準を考慮すれば、1時間あたりの換算では、平均0.114マイクロ・シーベルト/時間以上を1年間浴び続けた場合、安全と言い切れなくなります。
※注意:あくまでも0.114マイクロ・シーベルト/時間は目安にするための換算数値です。この数値は1時間あたりの限界値として法律で定められている訳でありません。

今回の日比谷公園・芝生広場の測定結果でみられるとおり、ほぼすべてのポイントでこの一時間あたりの平均値を上回っております。ご来場の際には以下のような注意をされることをおすすめします。
※参考:地上5cm50cm放射線計測ネットのホームページでは、ただ今、三鷹市のデータを表示中です。その数値を参考にすると、多くの箇所で同じようにこの一時間あたりの平均値を上回っています。この会場(日比谷公園芝生広場)だけでなく、普段の外出の際にも同様な注意が必要です。

●芝生広場に座る場合は、レジャーシートを敷いてなるべく芝生に直に触れないことで放射性物質からの直接の影響(外部被爆)を避ける。

●さらに、アルミ蒸着したアウトドア用のレジャーシートなど敷くと放射線の低減効果がみられました(上記No.30にて地上5cmで測定。何も敷かない場合に比べ、ー0.06マイクロシーベルト/時間の低下しました)。よってアルミ蒸着したアウトドア用のレジャーシートなどお持ちいただくことをおすすめします。(そのような対応で受ける放射線量を下げる。)
※注意:レジャーシート(新品以外)は、使った前、使った後は、ついた放射性物質を取り除くため、レジャーシートを洗ってください)

●手で芝生(地面)を触ったら手を必ず洗う、拭くことで口から取り込む放射能物質をなくし、内部被爆の可能性を避ける(特におにぎり、お菓子など手で食べる前は必ず手を洗ってください、また無意識に口に手を入れないように、マスクや手袋、軍手などもあると良いですネ。)

●より高い放射線量の場所には近づかない、長時間にいない。(特に側溝部分は放射性物質がたまりやいので入らない)

●また地面に近いほど測定値が高い傾向があり特に子供や胎児がいる場合は、親によるさらなる注意が必要です。



今後の課題


●この時間平均0.114マイクロシーベルトと今回(9月15日の測定)の数値の比較については、放射線測定器1種類、1台で各ポイント1回(160秒)のみ測定であることから、参考値程度となります。今後は複数種類の測定器で複数回の測定により、もう少し正確に測る必要があります。

●また三鷹市での測定のように、東京都内の他の公園、屋外の公共の場なども同じ状況(時間平均0.114マイクロシーベルト以上)であることが確認されていますし、また多くは計測されていない状況もある中、この対応策は市民生活において広く共有されるべきこととして、他の屋外イベントや日常の中でもぜひ参考にしていただきたいと考えます。(現在、地上5cm50cm放射線計測ネットでは、計測機の無料レンタルおよびワークショップを開催していますので、ぜひ気になる方は、お問い合わせください。)

●測定した結果、放射線が高い数値を示した場合、そこにたまった放射性物質を取り除く(除染の)必要があります。特に落ち葉や砂などたまりやすい箇所(側溝など)については清掃するなどをすることで、放射線が下がることがあります。このことから、公園管理する行政(都道府県、市町村)にこの測定結果をもって清掃などの対応策を要望することなどが必要です。行政に対し。放射線測定などそのものを要望することも同時に必要です。

何にせよ、3.11以降の社会全体の新しい課題として、それぞれの市民がそれぞぞれの日常の中で「放射線を気にする態度を持つ」ことが大事な時代です。放射線被害から、ご自分だけでなく家族、特に子供や胎児を守るためにも、いっしょに動き出しましょう。

地上5cm50cm放射線計測ネット 
http://sites.google.com/site/5cm50cm/

計測機の無料レンタル&ワークショップに関する
お問い合わせ:
tanemaki@tanemaki.jp(ハッタ)
※いただいたメールは種まき大作戦から地上5cm50cm放射線計測ネットへ転送します。予めご了承ください。




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